株式会社小林幸司建築設計事務所

作品 PORTFOLIO

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荻窪の家

オフィスのエントランスを入ると正面に立つコンクリート打放しの壁。この壁に刻まれた杉板の木目を生かすために、上部から光を取り入れています。左は家具と一体となった照明。警報機、ポスト、コート掛け、靴入れなどは全て家具の扉で隠しています。

プライベートなオフィスのため、事務所らしさを払拭したインテリアをデザイン。土壁と木を取り入れ、照明はダウンライト。スイッチやコンセント、扉の取手などの金属部分には真鍮を採用。深い色彩により、右に見える中庭の明るさを際立たせています。

中庭を望むように応接室を配置。コンクリート打放しと木の壁面が来訪者を迎えます。

コンクリート打放しの床の間、シンプルな床柱、藤色の土壁、天井には真鍮の竿縁など、従来の和室とは異なる意匠を取り入れています。

2階住宅には中庭を眺めながら階段を上り、ブリッジを渡りながら玄関に向かいます。

住宅を構成する建材には化学物質をなるべく使わず、自然素材を取り入れています。壁や天井には珪藻土を使うことで、揮発性の化学物質を吸着、分解するだけでなく、結露を防止。また断熱材には羊毛を使うことで、壁内部の結露も防ぎます。

バスタブやキッチンに張られた鮮やかな色のタイル。海外製品のため焼きムラやサイズにばらつきはありますが、それも「味」としてあえて取り入れています。

銅板を加工した玄関灯とインターフォンを隠す銅板のプレート。完成時にはこちらも輝いていましたが、経年で落ち着いた色合いになっています。床の一部に無垢のフローリングを採用。仕上げをオイルフィニッシュにすることで木材が呼吸でき、木の香りを楽しめます。日々の雑巾がけと年に一度ヌカを塗ることで、少しずつ飴色に変色。

コンクリート打放しに木の表情を加えることで、温もりのある表情を生み出します。

外部の明かりは間接照明を取り入れ、コンクリート打放しの表情を活かしています。

建主が旅行先で買い集めたものを取り入れています。

季節ごとに咲く花や緑、打放しの建築を引き立てるために、ダークグレーを基調とした石畳と塀

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